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「美少女の美術史」展が青森県立美術館にて - 水森亜土、手塚治虫、四谷シモンなど

2014年6月5日 - 未分類


タカノ綾《精霊船にのって》2014(平成26)年 Courtesy Kaikai Kiki Gallery 
(c)2014 Aya Takano/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

2014年7月12日(土)から9月7日(日)までの期間、青森県立美術館にて「美少女の美術史」展が開催される。

「美少女」は、世界から注目を集める日本の漫画・アニメにおける突出したモチーフだ。これは現代に固有の現象ではなく、「少女」という存在は、古くから日本の芸術において重要な役割をはたしてきた。

本展は、2010年に開催され、現代の視覚文化と美術・文学・科学の歴史との関わりを探った「ロボットと美術~機械×身体のビジュアルイメージ」展の続編として開催するもの。前回の「ロボット」に続いて、今回は「美少女」をテーマとし、様々な領域を横断しながら、「少女」という概念に投影された現代日本人の意識を探り、過去から現在に至る日本の文化を振り返る。いったい「少女」とは何なのか。本展は、様々な作品資料を通して、日頃我々が無意識に使っている「少女」という概念が持つ、多面的な要素について検証していく。


塚原重義 アニメ《女生徒》イメージイラスト
(c)美少女の美術史展実行委員会

手塚治虫、四谷シモン、水森亜土、丸尾末広など、約110名の作家の、300点を越える作品や資料を、全部で16のセクションに分けて展示。亜土ちゃんや初音ミク、ひみつのアッコちゃんといったおなじみのキャラクターから、江戸時代に描かれた大原女の絵まで、様々な時代の「少女」イメージが一堂に並ぶ。

美術のみならず、現代日本文化を考察する上で欠かすことのできない文学、アニメ、漫画、フィギュア等も紹介。広く日本文化を俯瞰することができる。

注目企画は、塚原重義監督による新作アニメーション《女生徒》の上映だ。2010年開催の「ロボットと美術~機械×身体のビジュアルイメージ」展に続き、展覧会出品作の一つとして新作アニメーションを上映する。本アニメーションの原作は太宰治の小説「女生徒」。同作は愛読者の少女の日記を下敷きに執筆された女性一人称小説で、1939 年の雑誌「文学界」に発表された。

【詳細情報】
会期:2014年7月12日(土)〜9月7日(日)
開館時間:9:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:2014年7月14日(月)、7月28日(月)、8月11日(月)、8月25日(月)
観覧料:
・当日券 一般 1,500(1,200)円 / 高大生 1,000(800)円
 ※常設展もあわせて鑑賞可能。
 ※小中学生「夏休みこども美術館デイ」により無料。
 ※ ( ) 内は20名以上の団体料金。
 ※ 心身に障害のある方と付添者1名は無料。
・前売券(発売期間:2014年5月31日〜7月11日) 一般 1,200 円 / 高大生 800 円
 ※常設展もあわせて鑑賞可能。
 ※前売券で入場すると美少女の美術史展オリジナルグッズ(非売品)がもらえる。


手塚治虫《「リボンの騎士」『なかよし』1964年6月号 ふろく表紙絵》1964(昭和39)年
(c)手塚プロダクション

■関連イベント
①ob公開制作
現代美術家のob氏によるライブペインティングイベント。会期中の約1ヶ月を
かけて制作され、完成後は様々なイベントに活用する予定。
日時:2014年7月1日(火)~7月31日(木)
会場:1Fエントランスギャラリー ※鑑賞の際にチケットは不要。

②コスプレパフォーマンスステージ「6HP」 
本展に展示される村上隆の「6HP」(シックス・ハート・プリンセス)に関連したコスプレイヤーによる演劇、ダンス、ショーケースからなるパフォーマンスステージ。 
日時:2014年7月12日(土) 16:00~17:00
会場:展示室 I
観覧無料 ※ただし展覧会チケットの半券提示が必要。

③トリメガ研究所トークショー:美少女って何?
本展の企画担当学芸員3名による、展覧会をめぐる放談。
日時:2014年7月13日(日) 13:30~15:00
会場:ワークショップA
予約不要、聴講無料