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わずか32歳でこの世を去った画家・難波田史男の展覧会、世田谷美術館で開催

2014年12月6日 - 未分類


《トロンボーンの行進曲》1967年 世田谷美術館蔵

わずか32歳でこの世を去った画家・難波田史男の展覧会「難波田史男の世界 イメージの冒険」が、世田谷美術館で開催される。期間は、2014年12月6日(土)から2015年2月8日(日)まで。

多くの若者たちが新しい思想や感性を主張した、1960年代。その時代に青春期を迎えた難波田は、水彩とインクを用いて、2,000点を超える作品を描き残した。本展では、葛藤を重ねた約15年間の活動期を2部に分け、厳選された300点を紹介する。


《イワンの馬鹿》(12点組)1964年 世田谷美術館蔵

第1部「異次元の未来世界」では、19歳から25歳の間に描かれた作品の展示。激しい筆触と色彩で子どもの絵を模したような初期作品や、未来都市や宇宙の果てなど異次元の空想世界をテーマにした絵画からは、溢れ出るイメージを自由に描く姿を見ることができる。中でもトルストイの小説からインスパイアされ《イワンの馬鹿》は、必見。12点を組みあわせ、リズミカルな線描と鮮烈な色彩が特徴的な作品は、見る者を魅了する。

大学入学と同時に経験した大学紛争から、精神のバランスを崩してしまう難波田。第2部「内なる物語世界へ」では、その混沌とした乱れが現れた作品や、それをバネに新しく生まれた、透明水彩のぼかしを効かせた不可思議な作品群が展覧される。


《無題》1966年 世田谷美術館蔵

旺盛な読書やクラッシック音楽から、多くのアイデアを得た難波田。詩や惰想も書きつつ、無我夢中で筆をとる姿は、若者たちの心に強いメッセージを届けてくれるはず。ぜひ足を運んでみてはいかが。

【イベント詳細】
難波田史男の世界 イメージの冒険
開催期間:2014年12月6日(土)~2015年2月8日(日)
時間:10:00~18:00 ※最終入場は、17:30。
休館日:毎週月曜日、2015年1月13日(火)
※ただし、年末年始(12月29日~1月3日)は休館。
※2015年1月12日(月)は開館。
会場:世田谷美術館 1階展示室
住所:東京都世田谷区砧公園1-2
TEL:03-3415-6011
料金:一般 1,000(800)円、大高生 800(600)円、中小生 500(300)円、65歳以上 800(600)円
※()内は20名以上の団体料金。
※一般の障がい者の方は500円、大高中小生の障がい者の方は無料。付添人1名は無料。
<関連イベント>
■学芸員による展覧会解説
開催日時:2015年1月29日(木) 14:00~15:30
■100円ワークショップ
開催日時:毎週土曜日 13:00~15:00 ※随時受付
※ただし12月27日(土)は除く。