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ブリヂストン美術館で展覧会「ベスト・オブ・ザ・ベスト」 - モネやルノワールから戦後美術まで

2014年12月9日 - 未分類


クロード・モネ《黄昏、ヴェネツィア》1908年頃

2015年1月31日(土)から5月17日(日)までの期間、ブリヂストン美術館にて「ベスト・オブ・ザ・ベスト」が開催される。

創設者・石橋正二郎(1889-1976年)の美術品収集に端を発する石橋財団コレクションは、現在2,585点を数え、そのうち1,625点が東京のブリヂストン美術館で管理されている。本展覧会では、これらのうちから選び抜かれた約160点のベストセレクションが展示される。

 
左) 藤島武二《黒扇》1908-09年 右) 安井曾太郎《薔薇》1932年

西洋近代美術では、エドゥアール・マネや、彼を慕ってグループを形成したカミーユ・ピサロやクロード・モネ、ピエール=オーギュスト・ルノワールら印象派の作品をはじめ、20世紀に入ってからフォーヴィスムの運動で足跡を残したアンリ・マティス、そしてエコール・ド・パリなどの1920年代を中心に花開いたさまざまな個性を楽しむことができる。

日本近代洋画では、ヨーロッパ留学を経験した藤島武二の力強く簡潔な絵画や、ロマン主義的な主題に才能を開花させた青木繁の作品などを展示。昭和期では、セザンヌの影響から脱して日本人によるリアリズムを追求した安井曾太郎、また日仏を往還して白い下地に線描を駆使した藤田嗣治らの作品が展観される。


ポール・セザンヌ《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》1904-06年頃

戦後美術では、フランスで見られたジャン・フォートリエ、ザオ・ウーキーらの、「不定型なもの」を意味する「 アンフォルメル」の抽象絵画を紹介。幾何学的ではない抒情的な筆づかい、色づかいが、静かにあるいは激しく画面を彩っている。一方、第二次世界大戦後、ニューヨークやその他の都市でも重要な運動が次々に湧き起こる。アメリカでは、抽象表現主義と呼ばれる画家のひとりジャクソン・ ポロックの作品など、内なるエネルギーを雄弁に語りかけるような作品が数多く展示される。

なお開館63年を迎えるブリヂストン美術館は、 2015年5月18日より長期休館し新築工事を行うため、本展が休館前の最後の展示となる。


ピエール=オーギュスト・ルノワール 《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》1876年

また、2015年3月17日(火)~3月31日(火)の期間、「学生無料ウィーク」を開催。東京駅周辺の5つの美術館̶(ブリヂストン美術館、出光美術館、三井記念美術館、三菱一号館美術館、東京ステーションギャラリー)で、大学生までの学生を対象に、無料で美術館に入館することができる。

日本古美術から西洋美術、現代美術まで、若い世代の人たちが本物のアートに触れられる春休みの特別企画。この機会に、ぜひ美術館に足を運んでみては。

【開催概要】
ベスト・オブ・ザ・ベスト
会期:2015年1月31日(土)〜5月17日(日)
開館時間:10:00〜18:00 (毎週金曜日は20:00まで)
休館日:月曜 (祝日の場合は開館)
年末年始休館日:2014年12月26日(金)〜2015年1月1日(木)
※入館は閉館の30分前まで。
※休館日は展覧会によって異なる場合があるので、休館日カレンダーを要確認。
場所:ブリヂストン美術館
住所:東京都中央区京橋1丁目10番1号

■学生無料ウィーク
期間:2015年3月17日(火)~3月31日(火) 各館開館日
※休館日、展示替え休館期間は除く。
対象:学生
※各館で学生割引の対象としている人。(美術館によって「学生」の定義が異なる)
※詳しくはそれぞれの館に問い合わせ。

参加館および期間中の展覧会
■ブリヂストン美術館:「ベスト・オブ・ザ・ベスト」(会期:1月31日~5月17日)
■出光美術館:「没後50 年 小杉放菴」(会期:2月21日~3月29日)
■三井記念美術館:「特別展 デミタス コスモス」(会期:2月7日~4月5日)
■三菱一号館美術館:「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」(会期:2月7日~5月24日)
■東京ステーションギャラリー:「ピカソと20 世紀美術」(会期:3月21日~5月17日)

【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:03-5777-8600