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世界的アーティスト高松次郎の回顧展、東京国立近代美術館にて開催

2014年11月11日 - 未分類


高松次郎《No.273(影)》1969 年 東京国立近代美術館蔵
© The Estate of Jiro Takamatsu, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

2014年12月2日(火)から2015年3月1日(日)までの期間、東京国立近代美術館にて展覧会「高松次郎ミステリーズ」が開催される。

本展は、世界的に注目されるアーティスト、高松次郎(1936-1998)の回顧展。展覧会は初期・中期・後期の3章で構成され、1960年代から90年代まで、現代美術の世界をクールに駆け抜けた男のミステリーを、3人のキュレーターがそれぞれ担当し解説する。

こんがらがったヒモ、光と影のたわむれ、おかしな遠近法の椅子やテ ーブル、たわんだ布、写真を撮った写真、そして単純さと複雑さをあわせもつ絵画...。一見なぞめいた高松次郎の作品をわかりやすく丁寧に読み解いていく。


高松次郎《光と影》1970年 個人蔵 撮影:木奥恵三
© The Estate of Jiro Takamatsu, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

第1章では、伝説のアーティストグループ、ハイレッド・センター(高松次郎+赤瀬川原平+中西夏之)の活動と並行して制作された初期のシリーズ、60年代初頭の「点」と「紐」が紹介。第2章では、高松を代表するシリーズ「影」から、木や鉄による立体のシリーズ「単体」「複合体」までの、60年代半ばから70年代後半の作品が展示される。またヴェネチア・ビエンナーレ日本館への出品(1968年)など、高松の制作が大きく加速する時期をキュレーターが解説する。

さらに第3章では、70年代後半、高松が「絵画」に回帰した時代の作品を見ることができる。しかし、それはふつうに言う「絵画」とはかなり異なる考え方に基づくものだった。また最晩年の知られざるシリーズ「異食材」も一挙公開される。


高松次郎《誕生》1960 年
三鷹市美術ギャラリー蔵
© The Estate of Jiro Takamatsu, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

なお会場構成は、伊勢丹新宿店本館1階にて期間限定で開催されたミナ ペルホネン(minä perhonen)の展示会の内装などを手掛けてきたトラフ建築設計事務所(鈴野浩一、禿真哉)が担当。高松を代表する「影」シリーズのふしぎなしくみを体験できる「影ラボ」や、高松の脳内世界を一望できる「ステージ」など、見どころ満載となっている。また、アートプロデュースやプロダクトデザインの他、カフェデザインも手掛ける菊地敦己によるグラフィックデザインにも注目だ。

【展覧会概要】
高松次郎ミステリーズ
会期:2014年12月2日(火)〜2015年3月1日(日)
開館時間:10:00〜17:00 (金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで。)
休館日:月曜日 (ただし1月12日は開館)、12月28日(日)〜1月1日(木)、1月13日(火)
会場:東京国立近代美術館 1階企画展ギャラリー
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1
観覧料:一般 900(600)円、大学生 500(250)円、高校生以下および18歳未満、障害者手帳などを提示の人とその付添者(1名)は無料。
※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
※「高松次郎ミステリーズ」の観覧料金で入館当日に限り、同時開催の「奈良原一高 王国」と「MOMAT コレクション」も観覧可能。

【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:03-5777-8600