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国立西洋美術館で「ネーデルラントの寓意版画」展 - 細部まで技巧が凝らされた版画群

2014年10月14日 - 未分類
 ヘンドリク・ホルツィウスの原画に基づく
ヤン・サーンレダム《芸術を支配するメルクリウス》
連作〈七つの惑星の神々〉より
1596年 エングレーヴィング
国立西洋美術館

2014年10月7日(火)から2015年1月12日(月・祝)までの期間、「ネーデルラントの寓意版画」展が国立西洋美術館で開催される。この小企画展では、ヘンドリク・ホルツィウスやヤン・サーンレダムらが16世紀末から17世紀初頭に制作した寓意版画を特集する。

寓意とは、動物や人物などの普遍的なモチーフに“本当に伝えたいこと”を託して、暗に表現すること。かつて、ヨーロッパにおける版画出版の一大中心地だったネーデルラント(現在のオランダ・ベルギー・ルクセンブルクにあたる地域)。そこで発行された大量の作例の中には、寓意版画も多かったという。

寓意版画の主題には、人間の営みに影響を及ぼす(と信じられていた)七惑星や、四季、火・土・空気・水の四元素、人間の五感、美徳・悪徳などが多く、会場に展示された作品からは、当時の世界観や道徳観を見て取ることができる。

また、寓意版画の広まりは、芸術家たちの新たな表現を試みる機会を作った。1つ1つの作例を通して、主題を表現するために凝らされた様々な趣向を楽しんでみてはいかがだろう。

【イベント情報】
ネーデルラントの寓意版画
会期:2014年10月7日(火)~2015年1月12日(月・祝)
開館時間:9:30~17:30
毎週金曜日:9:30~20:00
※入館は閉館の30分前まで。
※上野公園での「創エネ・あかりパーク(R)2014」 開催にあわせ11月1日(土)、2日(日)は20:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)。
休館日:月曜日(ただし、10月13日、11月3日、11月24日、1月12日は開館、翌火曜日休館)、12月28日~1月1日
会場:国立西洋美術館 版画素描展示室
観覧料金:
当日:一般430円(220円)、大学生130円(70円)
※本展は常設展の観覧券、または「フェルディナント・ホドラー展」の観覧券で鑑賞可能。
※( )内は20名以上の団体料金。
※高校生以下及び18歳未満、65歳以上は無料。
(入館の際に学生証または年齢の確認できるものを提示)
※心身に障害を持つ人および付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳を提示)