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新宿クリエイターズ・フェスタ2014開催 - 草間彌生、河口洋一郎の新作巨大バルーン初公開

2014年8月5日 - 未分類

2014年8月22日(金)から9月7日(日)の期間、新宿クリエイターズ・フェスタ2014が開催される。このイベントはアートを通して新宿の魅力作り、イメージアップを図り、新たな賑わいと活力づくりに取り組むもので、今年で4回目を迎える。新宿駅東口・西口や歌舞伎町の公共空間、民間施設を活用し、世界的アーティストから次代を担う学生による、独創的なアート作品が街を彩る。今年は新たに神楽坂、市谷、初台にサテライト会場も設置。区民及び来街者には文化・芸術に触れる機会を、アーティストたちには発表・発信の場を提供するイベントとなっている。

2011年、もともと学生のクリエイターズ・フェスタとして始まった本イベント。2012年には約30万人、2013年は約80万人の観覧者が訪れるなど年々その人気を高めている。今年は「この夏、アートな夢をみる」をテーマに、このイベントでしか見ることのできないクリエイターの熱のこもった作品400点以上が新宿の各エリアにて展示される。

 
左) 草間彌生 ポートレート ©YAYOI KUSAMA 右) 草間彌生 「真夜中に咲く花」2014 ©YAYOI KUSAMA

中でも著名アーティストの部門では、世界的な前衛芸術家、草間彌生の作品に注目だ。初公開となる水玉が印象的な花をモチーフとした新作バルーン『真夜中に咲く花』は、直径5mと巨大で、本イベントの目玉の1つとなりそうだ。

 
左) 河口洋一郎 ポートレート©Yoichiro Kawaguchi
右) 河口洋一郎 呼吸する巨大宙貝Shecco(シェッコ) ©Yoichiro Kawaguchi

また世界的CGアーティストの河口洋一郎は、「螺旋の深海宇宙」をテーマに新作バルーンを制作。宇宙の貝殻をイメージして作ったというおよそ6mのバルーンは『シェッコ(Shecco)』と名付けられ、未来の暗黒の世界に光り輝く巻き貝をイメージ。これは、いつまでも輝き色褪せることのない新宿をイメージして作ったのだという。また、毘沙門天には、宇宙の魚『フィッコ(Ficco)』が登場する。宇宙センターのある種子島で生まれ育ったという彼の作風は、とても神秘的。太古であり未来的、そして繊細であり奇抜という相反する価値観を上手くミックスし多様性を感じることができる。


子どもと描く大壁画ライブペインティング 制作風景

そして本イベントのメインビジュアルを手掛けた版画家の蟹江杏が、昨年に引き続きプロデューサーを務める「こどもアート」では、今年も親子で楽しめる様々な参加型イベントが開催される。昨年、新宿コマ劇場跡地にて行われ大人気だった「こどもと描く大壁画」。今年も縦3m、横18mの大きな壁をキャンバスに、「空・虹・まち」をテーマとして、プロのミュージシャンによる演奏を楽しみながら蟹江杏と一緒にペインティングを楽しむことができる。また蟹江杏の作品は、今年で150周年を迎える童話『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』をテーマに、その世界観を彼女のフィルターを通して現代に蘇らせた作品が展示される。


 新宿クリエイターズ・フェスタ2014 メインビジュアル「ひだまりを作る方法」 ©Anz Kanie

さらにイラストレーター兼グラフィックデザイナーのサダヒロカズノリは、水ですぐ消えるクレヨンのみを使用しガラス面に絵を描いた作品を展示する。東京都健康プラザハイジア1Fの大きなガラス面に描く涼し気な氷山や海は、会期中に彼が少しづつ絵を描き足していく公開制作となり出来上がりが楽しみな作品だ。

 
左) サダヒロカズノリ Iceberg -公開制作-  右) Projection Mapping at LUMINE EST ※イメージ画像

2014年9月6日(土)、7日(日)の2日間にわたって開催される「シネ・フェスタ新宿2014」にも注目。このイベントは、人気脚本家などによる映画上映のほか、人気漫画家・浦沢直樹やCMクリエイター・中島信也、そして河口洋一郎が、映像と音楽についてトークセッションを行うなど、映画ファンには必見だ。

その他にも、京王プラザ プラザナードや新宿ルミネエスト2Fでは、壁面や廊下に映像を投影する話題のプロジェクションマッピングが登場し、美しい光の世界を体験することができる。さらに、東日本大震災を風化させないよう被災地を応援するプロジェクトなど、様々なイベントが目白押しだ。

また今年は、作品に近づくと詳細が表示される電子認証システムMyBeaconをつかった新宿クリエイターズ・フェスタ2014公式アプリ「メイト(mate)」が登場。そのアプリをダウンロードすることで、新宿駅東口・西口や駅周辺の公共・民間施設などに展示される作品に来場者が近づくと、展示作品の詳細やアーティスト情報などが自身のスマートフォンで確認することができる。これは来場者とアーティストを繋げる最新のシステムとして注目を集めている。

昨年多くの外国人や観光客もこのイベントを訪れたため、今年は英語版の会場マップも用意。日本だけにとどまらず、夏の一大イベント、夏の風物詩として、アートの街・新宿を海外にも発信していく。

【イベント概要】
新宿クリエイターズ・フェスタ2014
開催期間:2014年8月22日(金)〜9月7日(日) ※一部期間外に実施するイベントあり
会場:新宿駅周辺全域
主催:新宿クリエイターズ・フェスタ2014 実行委員会、新宿区
公式サイト:http://www.scf-web.net(8月上旬完成予定)

■アーティスト展一覧
・草間彌生 特別展
・河口洋一郎展
・椿昇特別展
・北川フラム監修 都市のユーモア展
・蟹江杏展
・エマニュエル・ムホー展

■イベント一覧
・シネ・フェスタ新宿2014(各界のトップクリエイターが、新宿スタジオアルタで映画について熱く語るイベント。)
・学生アート・コンペティション
・こどもアート(アート体験ワークショップ、オープニングイベント“絵かきさんといっしょに大壁画をえがこう”、被災地応援プロジェクトなど。)

■アプリ情報
名称:メイト(mate)
提供日:2014年8月中旬(予定)
価格:無料 ※iPhone専用アプリ。