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日本初「ヴァロットン」展が東京で開催 - 胸騒ぎのする風景、クールなエロティシズム

2014年2月22日 - 未分類


フェリックス・ヴァロットン《貞節なシュザンヌ》1922年油彩/カンヴァス ローザンヌ州立美術館
Photo: J.-C. Ducret, Musée cantonal des Beaux-Arts, Lausanne

2014年6月14日(土)から9月23日(火・祝)まで三菱一号館美術館においてナビ派の画家、ヴァロットンの日本初の回顧展「ヴァロットン-冷たい炎の画家」が開催される。

ヴァロットンは19世紀末のパリで活躍したスイス生まれの画家。白と黒のみの鮮烈なコントラストで表現した革新的な木版画によって、ヨーロッパにおける創作版画としての木版画を復活させた。一方、ボナールやヴュイヤールなどナビ派の仲間たちと交流し、「外国人のナビ」と呼ばれて数多くの油彩画を残した他、挿絵、批評、演劇まで幅広い芸術分野で活動し、20世紀以降の様々な芸術流派にも影響を及ぼした。


フェリックス・ヴァロットン《20歳の自画像》1885年 油彩/カンヴァスローザンヌ州立美術館 Photo: J.-C. Ducret, Musée cantonal des Beaux-Arts, Lausanne

「見たままに描く」というゴーガンの芸術理論やジャポニズムに大きな影響を受け、輪郭線と平坦な色の面による大胆な画面構成が特徴的なナビ派。

そのナビ派の活動に参加していたヴァロットンの作品は100年以上たった今でも斬新で現代的だ。胸騒ぎのする風景、不安な室内、クールなエロティシズム。まるで解けない謎のように重層的な彼の作品は、観る者に様々な感情を抱かせる。

本展では約60点の油彩と、約60点の版画の約120点を紹介。版画は、会場となる三菱一号館美術館が所有するヴァロットンの版画187点の中から希少性の高い作品ばかりを選りすぐって展示する。

【展覧会概要】
ヴァロットン 冷たい炎の画家
期間:2014年6月14日(土)〜9月23日(火・祝)
時間:10:00〜18:00(金曜のみ20:00まで ※祝日を除く)
会場:三菱一号館美術館
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2
休館日:月曜休館(但し祝日の場合は開館し、翌火曜休館/9月16日、22日は18時まで開館)
入館料:当日券 一般 ¥1,600、高校生・大学生 ¥1,000、中学生・小学生 ¥800、前売り券 一般 ¥1,400
URL:http://mimt.jp/vallotton/

【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:03-5777-8600