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木版画作家・牧野宗則の個展、「富嶽二十景 ー 日本のこころ展」が渋谷で開催

2014年9月5日 - 未分類


「日本のこころ」2013年 ED.80 16版26度摺り

2014年9月26日(金)から10月5日(日)までの期間、日本を代表する木版画作家、牧野宗則の個展「富嶽二十景 ー 日本のこころ展 木版画とブロックス・アート」がBunkamura Galleryにて開催。

富士の裾野にアトリエを持つ牧野の作品は、数多くの富士の姿が描かれ、日本の精神の象徴であるに相応しい生命力と神秘性、気高さと優麗さ、そして慈愛が画面全体に表現されている。晴れて世界文化遺産となった霊峰富士を記念し名付けられた今回の「富嶽二十景 ―日本のこころ展―」では、新作を含め、様々な表情を見せる富士を描いた作品20点を中心に、これまでの日本の風景と心情を描いた作品、更に、牧野が生み出した版木を組み合わせて作られた基調な作品が展示される。


「美しき朝」1995年 ED.200 12版26度摺り

1823年から制作された、日本の誇るべき名画「富嶽三十六景」。ゴッホやモネなど、ヨーロッパの芸術家たちに多大なる影響を与え、現在もなお世界中から愛されているその浮世絵の代表作は、絵師である葛飾北斎と、職人である彫師と摺師とのチームワークによる作品だ。

今回、Bunkamura Galleryでの個展は8度目を迎える牧野宗則。彼の作品は、伝統木版画の領域を超越し、かつて分業であった絵師、彫師、摺師をすべて一人で手掛ける事によって生み出される。

世界から集めた顔料を巧みに使いこなし、今回の新作「天地有情」においては、35版53度刷りというまさに驚異超絶技法によるものだ。その技術は、海外でも注目を浴び、文化庁長官表彰を授与されるなど、確実に日本美術界に残る偉業を成し遂げている。
 
卓越した木版技術と独創性が融合した牧野の作品は、これから北斎や広重の様に、 日本が誇るべき芸術の一つになりつつある。伝統技術の職人であり、芸術家として進化を続ける牧野作品を是非ご覧あれ。

【開催概要】
牧野宗則 富嶽二十景 ー 日本のこころ展 木版画とブロックス・アート
期間:2014年9月26日(金)〜10月5日(日)
場所:Bunkamura Gallery
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1
TEL:03-3477-9174

■トークイベント
開催日:2014年9月27日(土)
時間:16:00~ (30分程度を予定。)
内容:牧野宗則本人から、制作の裏話などを聞くことができる。
※事前予約不要。