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汐留ミュージアムで「建築家ピエール・シャローとガラスの家」展 − アール・デコ時代の革新

2014年7月31日 - 未分類


ピエール・シャロー≪ガラスの家≫1927-1931年
Photo©Centre Pompidou – MNAM Bibliothèque Kandinsky – Georges Meguerditchian

2014年7月26日(土)から10月13日(月・祝)まで、パナソニック 汐留ミュージアムにて「建築家ピエール・シャローとガラスの家―ポンピ ドゥー・センター・コレクションが魅せるアール・デコ時代の革新ー」展が開催される。

本展はパリのポンピドゥー・センターの全面的な協力により、1920年代から1930年代のパリを舞台に家具とインテリアデザイン、建築の3つの分野で比類の無い造形を生み出したピエール・シャロー(1883-1950)を紹介する展覧会だ。

展覧会は3つのセクションで構成される。第1部「活動初期、確立期、モデルニテ」では、1920年代のアール・デコ時代に手掛けた照明器具テーブルランプなどの家具に加え、彼と交流のあったジャック・リプシッツやパブロ・ピカソらの作品、建築模型を中心に、シャローが室内装飾から近代的な建築家へと才能を開花させていく過程を追う。またレジョン=ドヌールを受賞した1925年のアール・デコ博で発表した3つの作品も紹介される。

 
左) ピエール・シャロー≪ガラスの家≫1927-1931年
Photo©Centre Pompidou – MNAM Bibliothèque Kandinsky – Georges Meguerditchian
右) ピエール・シャロー≪透視図 サロン≫制作年不詳、ポンピドゥー・センター、 パリ国立近代美術館蔵
Photo©Centre Pompidou – MNAM CCI – Droits réservés, Dist.RMN-GP, distributed by AMF

そしてこの展覧会の中心となるのは、第2部「ガラスの家」。この家は、シャローが1927年から1931年の間に手掛けたパリ左岸に現存する邸宅で近代建築の黎明期の傑作として高く評価されている。「ガラスの家」は、重要な顧客であったジャン・ダルザス医師とアニー夫妻が1927年頃シャローに設計を依頼した新居で、シャローが考案した近代的な衛生と整理のための設備が備えられており、展覧会の見どころのひとつとなっている。

第3部は、苦難と亡命の時代に生み出された作品が展示される。1932年、不景気の波がおしよせたフランスでは、シャローの活動も縮小の一途をたどる。そこで1940年、彼は新天地アメリカに渡り、イースト・ハンプトンの自宅「ワンルーム家屋」や画家のロバート・マザウエルのアトリエ兼住宅などを建設した。この最終章では、シャローの晩年の活動を見ることができる。

その他、「建築家ピエール・シャロー、作品と生涯」と題した展覧会記念講演会や、「ピエール・シャローの時代と空間:家具・装飾・建築」をテーマにした講演会など関連イベントも開催される。

【展覧会詳細】
「建築家ピエール・シャローとガラスの家ーポンピドー・センター・コレクションが魅せるアール・デコ時代の革新ー」展
期間:2014年7月26日(土)〜10月13日(月・祝) ※毎週(水)と、8月11日(月)〜15日(金)は休館日。
開館:10:00〜18:00 (入館は17:30まで)
場所:パナソニック 汐留ミュージアム
住所:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F
入館料:一般 800円、大学生 600円、中・高校生 200円、小学生以下 無料、65歳以上の方で年齢のわかるもの提示 700円、20名以上の団体 各100円引、障がい者手帳提示及びその付添者1名まで 無料

■関連イベント
・講演会「ピエール・シャローの時代と空間:家具・装飾・建築」
出演:千代章一郎
日程:2014年8月23日(土) 13:30〜15:00(開場13:00)
会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール
参加費:無料 ※本展の観覧券が必要。要予約(150名)。
申し込み方法:ハローダイヤル:03-5777-8600 (受付時間8:00~22:00) ※6月1日(日)より受付開始

・ギャラリートーク
日程:2014年8月1日(金)、9月6日(土)、9月12日(金) 各14:00〜
参加費:無料 ※入館には本展の観覧券が必要。予約不要
会場:パナソニック 汐留ミュージアム