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荒木経惟の個展「左眼ノ恋」が、タカ・イシイギャラリーにて - 最新作品65点を展示

2014年5月14日 - 未分類


© Nobuyoshi Araki / Courtesy of Taka Ishii Gallery, Tokyo
荒木経惟 「左眼ノ恋」2014年 RP-Pro クリスタル イメージサイズ:36.3 x 54.5cm ペーパーサイズ:45.7 x 56cm

東京・清澄にあるタカ・イシイギャラリーが、2014年5月25日(日)から6月21日(土)まで、荒木経惟個展「左眼ノ恋」を開催する。

タカ・イシイギャラリーでの21回目の荒木経惟の個展となる本展では、最新の撮り下ろし作品よりセレクションした65点を展示。2013年に右眼網膜中心動脈閉塞症により右目の視力を失いながらも、以前と変わらないペースで写真を撮り続けた、荒木の現在を代弁する作品が並ぶ。

展覧会名となっている「左眼ノ恋」は、エド・ヴァン・デル・エルスケンが1954年に出版した写真集『セーヌ左岸の恋』(Love on the Left Bank、1954)の題名にかけているとのこと。荒木は20歳の頃に『セーヌ左岸の恋』の写真集を見て、女性に同じポーズをさせて写真を撮っていたこともあり、本展は荒木のエルスケンへのオマージュとも言えるだろう。


© Nobuyoshi Araki / Courtesy of Taka Ishii Gallery, Tokyo
荒木経惟 「左眼ノ恋」2014年 RP-Pro クリスタル イメージサイズ:36.3 x 54.5cm ペーパーサイズ:45.7 x 56cm

数百点にも及ぶイメージで構成された本シリーズでは、撮影したポジフィルムの右部分を黒マジックで塗りつぶし、そのポジから写真をプリントしているのが特徴。写真はそのまま左眼と右眼の視界を投影し、右側部分は翳りのある視界を表し、見る者の想像力をかき立てる。

また、個展開催に合わせ作品集も刊行される。癌を経験し、右目の視力を失う困難に直面しても、なお精力的に撮影を続けた荒木の現在を映す本シリーズからは、「写真=人生」ととらえる写真家の宣言と情熱を感じ取れるだろう。

【展覧会情報】
荒木経惟個展「左眼ノ恋」
会期:2014年5月25日(日)〜6月21日(土)
会場:タカ・イシイギャラリー
住所:東京都江東区清澄1-3-2 5F
開館時間:12:00〜19:00
定休日:日・月・祝祭日
TEL:03-5646-6050