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20世紀を代表するストリート写真家、ゲイリー・ウィノグランドの個展 - 六本木で開催

2013年12月5日 - 未分類

タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムが、写真家ゲイリー・ウィノグランド個展「The Animals / Women Are Beautiful」を、2013年12月7日(土)から12月27日(金)まで開催する。ここでは、ウィノグランドの代表作である『The Animals』(1969年)と『Women Are Beautiful』(1975年)の2つのシリーズより、70年代から80年代にかけて現像された約20点が展示される。

1928年、ニューヨークに生まれたゲイリー・ウィノグランド。空軍に所属していた第二次世界大戦中に写真をはじめた彼は、ニューヨーク市立大学で絵画、コロンビア大学で絵画と写真を学び、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチでは、アレクセイ・ブロドビッチのもとでフォトジャーナリズムを勉強した。その後はフリーランスとして「ライフ」「ルック」を中心に、数多のニュース雑誌やファッション雑誌に寄稿するようになっていく。

ウィノグラントにとって転機となったのは、1960年代に入った頃。この時期、ロバート・フランク、ウィリアム・クラインらに影響を受けたウィノグラントは、次第に商業写真から疎遠になっていった。そんな中、彼がたどり着いたのは、ハンディタイプのカメラに広角レンズを使用し、至近距離で撮影を行う手法。この手法をとれば、自分の撮影したい、より広い世界を、一度にとらえられることに気が付いたのだ。こうして、整った構図やフレーミングといった、既存の写真制度を飛び越えられることを確信したウィノグラントは、その後20世紀のストリートスナップ写真の世界において、圧倒的なオリジナリティを確立していった。

彼はのちに、こう語っている。「写真とは、フレームのなかで何が起こりうるかを見つけることだ。4つの縁を付けただけで、変化が起こる。現実を変えることができるんだ」。

人間と人間、人間と動物、群衆とその背景などに瞬間的にあらわれる、偶然の関係性。そして、それを通して見える1960-70年代のアメリカ社会そのものを、ゲイリー・ウィノグランドは鮮明に写し出した。その中にあるのは、当時の世界を写した日常と、手が加えられることで生み出された非日常。そんな新たなストリートスナップの世界観を、彼独自の写真哲学とともに、じっくりと味わってみたい。

ーなにが撮られたのかということが重要なのではない。撮影されたものがどのように見えるかが問題なのだ。

ゲイリー・ウィノグランド

【開催情報】
ゲイリー・ウィノグランド「The Animals / Women Are Beautiful」
会期:2013年12月7日(土)〜12月27日(金)
会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル 2F
営業時間:11:00〜19:00
定休日:日・月・祝祭日