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畠山直哉の写真展「Blast」開催 - 爆破される岩々に象徴されるダイナミックな人間と自然の対峙

2013年7月6日 - 未分類


畠山直哉, Blast #13609, 2007
Courtesy of Taka Ishii Gallery

東京・清澄のタカ・イシイギャラリーで、2013年8月20日(火)から9月7日(土)までの間、畠山直哉の個展「Blast」が開催される。

これまでも国内外の多くの展覧会で紹介されてきた「Blast」だが、今回は未発表作品も含め新たなセレクションのもとで展示が構成される。

私達が築き上げてきた都市や自然、そしてそれらを形作る概念を精密に検証し、時にはそれらを詩的に展開させるような作品を発表してきた畠山。そんな彼の代表作の一つ「Blast」は、1995年に撮影が開始され、現在まで続けられて来た。爆破する岩石の発散方向を正確に占う発破技師とともに行われる「Blast」の撮影は、彼にとって、写真の魅力をその技術の根本にまで立ち返りつつ再考させるような、掛け替えのないものであったと言える。

また、2011年3月11日に発生した東日本大震災により畠山は、自身の写真制作に臨む姿勢を従来とは変えなければならないような状況にあった。そうした中で「Blast」をまとめあげるという行為には、今後長い時間をかけて検証されるべき重要な意義が含まれている。

なお本展に合わせ、エディション作品として制作されるのは、2011 年秋に東京都写真美術館にて開催され、その後ハウス・マルセイユ写真財団(アムステルダム)、サンフランシスコ近代美術館に巡回した大規模な個展「Natural Stories」にて発表された映像作品「TWENTY-FOUR BLASTS 2011」。今夏には待望の作品集『Blast』(小学館刊)も刊行予定。

【展覧会概要】
会期 : 2013年8月20日(火)~2013年9月7日(土)
時間 : 12:00~19:00
休館日 : 日・月・祝祭日
場所 : タカ・イシイギャラリー
住所 : 東京都江東区清澄1-3-2 5F
URL : http://www.takaishiigallery.com/jp/

【作品集詳細】
■『Blast』(小学館刊)
判型 : A4(横開き), ハードカバー, 80ページ, 収録作品点数 約70点
カバーはポスター仕様 (両面カラー4 色)
定価 : 4,410 円(8月20日発売予定)

【アーティスト プロフィール】
畠山 直哉 (はたけやま なおや)
1958 年、岩手県陸前高田市に生まれる。1984 年筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。在学中に大辻清司の影響で本格的に写真を始める。1997 年に第22回木村伊兵衛写真賞、2001年にヴェニス・ビエンナーレの日本代表の一人に選ばれている。同年、第42 回毎日芸術賞、2003 年に日本写真協会年度賞を受賞。